2005年07月24日

-夏の涙-

 キミはもういない、どこを探しても
 日焼けした風に、さらわれたんだね
 瞳をこらせば、キミの残像が
 ほんの少しだけ、見えた気がしたよ

 夏が過ぎてゆく、別れも告げずに
 心の準備も、出来ていないまま
 こんなお別れは、寂しすぎるから
 行かないでくれと、手を伸ばしてみたよ

 夏が終わる頃にはほんの少しボクらは
 大人に近づいたのかも知れない気がして
 だけどどこか不安で胸が張り裂けそうな
 どうにもならないこの気持ちが渦を巻いて

 こぼれ落ちた夏の涙、空が急に光ったんだ
 膨らんだ入道雲も、きっと泣きたいんだろうね
 抱えきれない思い出を、またたくさん手に入れたよ
 また来年も会おうって、だから約束をしたのさ

 セミの抜け殻に、儚さ感じて
 だけど生きること、強く感じてる
 限られた命、燃やし尽くすまで
 今に感謝して、鳴いているんだね
 
 風鈴の音に、耳を傾けて
 夏が終わるのを、見送っているよ
 無邪気なキミから、届いた手紙は
 月日が過ぎても、大切にするよ

 夏が始まる頃にボクら約束した
 ほんの少しだけでも大人になりたいから
 だけど一つもボクら果たしちゃいないんだよ
 ボクら子供のままでずっといたくなったから

 こぼれ落ちた夏の涙、夕暮れに舞う赤とんぼ
 遠ざかるヒグラシの声、夏の終わりを告げている
 忘れられない思い出を、胸いっぱいに焼き付けて
 また来年もよろしくと、だから両手を振ったのさ

 こぼれ落ちた夏の涙、地面にとけて消えてゆく
 キミの笑顔が見たいから、涙を見せて欲しくない
 忘れたくない思い出を、キミとボクは分け合ったよ
 また来年も会おうって、この夏に別れを告げて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 08:25| Comment(2) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月23日

-blind-

 キミが欲しかったものは
 たった一つ、誰かからの愛
 それはほんのひとカケラでも良いから
 確かに感じられる愛そのもの
 
 キミは愛に渇望し
 愛が見えなくなっていた
 誰にも気づかれないことが
 一番、辛かったのかも知れない

 だからキミは誰かを傷つけた
 それは自分を知って貰いたいが故の
 キミからの危険信号
 言うなれば心の叫びだった

 だけど誰もがキミを
 ひどく批難したんだ
 可哀想だけれど
 それが現実と真実なのだから

 キミは罰を受けなければならない
 キミは罪を背負い続けなければならない
 後悔の念をキミが忘れなければ
 やがては愛を得られるかも知れない

 愛は人を盲目にする
 送る側も受け取る側も
 それだけ愛と言うものは優しくも
 人を惑わせるものなのだから
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:17| Comment(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月21日

-いのちの唄-

 いったいどれほどの、いのちあるものたち
 この世界の上で、生きているのだろう?

 ボクに触れてくる、いのちのぬくもり
 失くさないように、優しく守って

 いのちの唄が、聞こえてくるよ
 心の中に、響くようにね
 ボクがその唄、口ずさんだら
 キミの心に、届くだろうか?

 いったいどれほどの、いのちあるものたち
 生きていく権利を、奪われているだろう?

 ボクらが感じる、いのちの叫び
 忘れないように、深く受けとめて

 いのちの唄は、永遠なるもの
 終わることなく、歌い継がれて
 キミがその唄、口ずさんだら
 ボクの心を、目覚めさせるよ

 今、この時間、この時代に
 生きているということの喜び
 今、この時間、この世界に
 いのちを与えられたことの喜び

 ボクがこの世界に、別れを告げたとき
 ボクはどこを目指し、歩き出すのだろう?

 ボクが触れている、たくさんのいのち
 いつまでもずっと、愛していたい

 いのちの唄を、ボクは歌うよ
 想いと祈りと、望みを乗せて
 世界の果てまで、響かせたいから
 力の限り、心を込めて

 いのちの唄を、ボクらは歌うよ
 例え世界が、傷だらけでも
 ボクらがその唄、口ずさんだら
 誰かの心に、きっと届くよ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:05| Comment(2) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月19日

-my road-

 夢も希望も失った
 こんな国など投げ捨てて
 これから旅に出てくのさ
 誰にもお別れ告げないで

 やりたいことはどっさりと
 やり残したままだけれど
 懐かしい夢もう一度
 思い出してみたいからさ
 
 辿り着く地に何も無くても、それでも何か意味があるのさ
 雨でも晴れでもこの気持ちさえ、終わらなければ生きていけるぜ

 右に倣えのヤツばかり
 ウンザリするほど見てきた
 見るもの聞くもの全てが
 嘘にもホントにもなって
 
 バカらしいことが山ほど
 転がり回っているのさ
 騙しあいや化かしあいの
 知恵比べばかり競って

 出会うヤツらが誰であろうと、一人一人に夢があるのさ
 こんなオレでもヤツらに負けない、夢を担いで旅しているのさ

 冷めて乾いた時代でも
 疲れ果てた毎日でも
 ヘビィなことは蹴飛ばして
 自分の道をゆけば良い

 気楽な気持ちでゆくのさ
 気ままな気分でゆくのさ
 何とかならないことでも
 何とかなるかも知れないぜ

 わからないことも進んでゆけば、そのうちだんだんわかってくるさ
 知りたいことはどっさりあるけど、焦らず答えを探してゆこう

 この広い空を見上げてみたら、小さな自分が少しわかった
 だから大きな夢を抱えて、自分を信じて生きてゆくのさ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月18日

-Believe-

 ドアを蹴り開けて、ボクは飛び出した
 呼び止める声を、振り切るように
 ボクは懺悔に、来た訳じゃない
 今の生き方を、捨て去るためにさ
 
 アナタの言葉は、間違いじゃない
 だけどボクには、必要ないのさ
 冒涜している、訳じゃないけれど
 信じる気持ちに、なれないだけさ

 見知らぬ誰か、ボクを見ても、そんな目をしないでくれ
 神が見捨てた、男なんか、哀れむものじゃないさ

 生きていくためにボクは生まれた
 だから自分を欺きたくない
 どんなに世界が変わってゆこうと
 抑えきれない想いを信じて
 
 お前は誰だと、尋ねられても
 そんなことなど、ボクもわからない
 瞬く間にも、自分が変わり
 前の顔など、忘れるからさ
 
 ボクは愚かな、者かも知れない
 壊れかけてる、時計みたいさ
 形にならない、ことばかりでも
 何かを変えたい、想いは消えない
 
 過ぎ去る誰か、ボクがいても、何も気にしないでくれ
 誰もが見捨てた、男なんか、構うものじゃないから

 生きていくためにボクは生まれた
 だから生き方に後悔しないよ
 やがて全てが失われようと
 愛されなくても愛を信じて

 何かが欠けてる、この時の中
 もうすぐ世界は、沈みそうだよ
 憎しみばかりが、顔に表れ
 世界を踏みつけ、汚しているから

 少しも良くは、ならない時代に
 ボクはそれでも、生きなきゃならない
 消えそうな心、炎を灯して
 生まれた偽り、燃やし尽くすため

 逃げ出す誰か、ぶつかっても、少し我慢してくれ
 時が見捨てた、男だけど、時代を変えたいから

 生きていくためにボクは生まれた
 だから自分を信じていたいよ
 世界が再び生まれ変わる日
 その日が来ることいつも信じて

 生きていくためにボクは生まれた
 だから死ぬまで生きていくんだよ
 正しいことを見つけたいから
 望みが無くてもあること信じて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月17日

-知恵授けしもの-

 年老いた河の流れは
 どれほどの水を湛えて
 どれほどの旅人たちに
 寄り添って見送ったのか?

 年老いた大樹の幹は
 どれほどの枝葉を広げ
 どれほどの小鳥たちに
 やすらぎを与えただろうか?

 知恵を授けしものたちは言う
 生きる気力を失くしたけれど
 死んでく勇気も持てないヤツの
 無様な生き方だけはするなと

 年老いた本の色合い
 どれほどの歴史を記し
 どれほどの指導者たちに
 難題を突きつけたのか?

 年老いた賢者の言葉
 どれほどの世の真実を
 どれほどの子供たちに
 語りかけ解いてきたのか?

 知恵を授けしものたちは言う
 今日を生きることすら出来ない
 そんな子供がたくさんいること
 忘れるようなやつにはなるなと

 知恵を授けしものたちは言う
 生きてくことは難し過ぎるが
 夢も希望も愛しいことも
 いつもお前を見守ってると
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:32| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月16日

-Farewell-

 囁くように別れを告げて
 ボクの前からいなくなったね
 キミが見せてた最後の笑顔
 悲しいほどの輝き見せて

 夢を追いかけキミは旅立つ
 瞳の奥に希望をつめて
 恐れるものは何一つ無い
 キミの気持ちが羨ましかった

 キミの背中がやがて小さく、そして消えてくそんな姿を
 一人ぼっちに取り残された、ボクは黙って見送っていた

 唇閉ざして見つめるだけの
 そんな自分に恥ずかしくなって
 こぶしをギュッと握ってみたけど
 自分を殴ること出来ないよ
 
 足踏みばかりの自分だけしか
 ボクは今まで見たことなくて
 言い訳ばかりを抱え込んでる
 そんな自分に別れを告げたい
 
 追いかけるほど夢はないけど
 小さなことから掴んでいきたい
 いつかキミにまた会えたときに
 恥ずかしくないボクを見せたい

 キミの背中に追いつきたくて、弱虫だけれど歩いてゆくよ
 一人ぼっちで寂しいときには、キミの笑顔を思い出すから

 閉ざした瞳を開く頃には
 見つめるものが見つかるだろうか?
 小さなカケラの夢見つけたけど
 自分を褒めること出来ないよ

 キミの背中に追いつけたとき
 どんな瞳でボクを見るのかな?
 そんな日が来ることを信じて
 今の自分に別れを告げたよ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月15日

-この広い世界のどこかで-

 今この広い世界のどこかで
 誰かの命が失われている
 今この広い世界のどこかで
 新たな命が生れ落ちている

 生まれては死に、死んでは生まれ
 だけれどそこでは、生きていけない
 そんな悲惨な、ことが毎日
 世界のどこかで、起きているんだ
 
 水の一滴が
 宝石のような価値の国
 ほんの一口が
 ごちそうみたいな価値の国
 
 それはいつもと変わらないこと
 それが彼らのいつもの出来事
 ボクらにはとても信じられない
 でもそれが彼らの本当のこと

 恵まれていることに
 ボクらは気がつかない
 心の貧しさばかり
 日ましに増えていくよ

 ボクらが感じる幸せは
 ほんの小さなものだけど
 そんな小さな幸せすら
 知らないで死ぬ者がいる

 今この広い世界のどこかで
 輝けないまま死んでいく子供
 今この広い世界のどこかで
 生まれないまま死んでいく子供

 今ボクらの瞳は
 何を見つめているのだろうか?
 今ボクらの心は
 何を感じているのだろうか?

 この広い世界のどこかで
 今日も誰かが生まれ落ち
 今日も誰かが死んでいく
 それが真実であるこの世界で
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:54| Comment(3) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月13日

-PIECES OF PEACE-

 世界のどこかで、血が流されて
 明日への願いが、砕かれている
 子供の声が、悲鳴に変わり
 笑顔が消えて、涙に濡れる
 
 築いた都市は、炎に飲まれ
 人の叡智が、海に沈む
 黒い雨が、大地を濡らし
 天の怒りが、星をつらぬく
 
 こんな時代に生まれたボクら
 一体何が出来るのだろうか?

 平和のカケラがバラバラになって
 世界中に散らばっている
 それでもボクら一つ一つの
 カケラを探して生きているんだ

 世界は今日も、傷つけられて
 痛みは絶えず、増え続けている
 人の望みも、やがて絶たれて
 虚空を仰いで、虚無に返る

 多くの富は、心を奪い、
 人を卑しく、変えてしまった
 心の貧しさ、満たされないで
 命の重さ、踏みにじっている

 こんな時代に生きてるボクら
 これから何処へ向かうのだろうか?

 平和のカケラはパズルのように
 形作るには複雑すぎて
 だけれどボクら一つ一つでも
 カケラをつなげて生きているんだ

 平和のカケラはいつになったら
 元の形になれるだろうか?
 だけれどボクら一つ一つを
 大切にして生きていくんだ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:22| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月12日

-Carrying on my shoulder-

 まだまだ続く自由な旅路も
 いつも気楽なことばかりじゃない
 何だか雲行き怪しくなって
 一雨きそうな今の天気さ

 ゆっくり行けよと雨が歌うよ
 どこかで一息つかなきゃならない
 たまには道を外れてみても
 何か良いことあるかも知れない

 この肩の荷は、まだ軽くなりそうもない
 歩いた分だけ、足跡が背中押すのさ

 生きることとか生きてくことも
 肩に重たくのしかかってくる
 今にもボクは潰れそうだよ
 足踏ん張って頑張らなくちゃ

 明日は一体どうなるんだろう?
 金や天気も気まぐれ過ぎて
 そんなことより今日の夕飯
 今日を生きなきゃ明日は来ないさ

 この肩の荷は、まだ軽くなりそうもない
 失くした分だけ、何か見つけていくからさ
 
 今ある自由に溺れるなんて
 そいつはただの自分勝手さ
 どこかの誰かが説教したけど
 そういうお前は何様なんだ?

 夢が破れた悔しさなんて
 格好つけて話すもんじゃない
 死んでく者の寂しさ見ろよ
 そいつに比べりゃ恵まれてるのさ

 この肩の荷は、まだ軽くなりそうもない
 忘れた分だけ、何か覚えていくからさ

 流れる雲に訊ねてみたんだ
 どっちの道が正しい道かを
 楽な道より苦しい道を
 選べばいいさと笑って言ったよ

 今日の終わりはボロい宿屋で
 安っぽい酒ひっかけている
 それならせめて夢の中では
 うまい酒でも飲ませてくれよ

 この肩の荷は、まだ軽くなりそうもない
 痛みの分だけ、また強くなれるだろうさ

 この肩の荷は、まだ軽くなりそうもない
 誰かの分まで、担いで生きているからさ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:08| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月11日

-会いたいよっ!-

 会いたいよっ! 今すぐキミの笑顔が見たくて
 抑えきれない気持ちがこの空に弾けた
 ちっぽけなボクだけれど大切な想いが
 キミの心に届くよう信じているから
 
 ひと月に一度、やってくるキミだけど
 なんだかキミは、オリヒメみたいだよね
 だけれどボクは、キミのヒコボシなのかな?
 気になりすぎて、おかしくなりそうだよ

 言いたいことも、言い出せないよ
 話したいことが、たくさんあるのに
 言葉がみんな、隠れてしまって
 どうでも良いこと、ばかり言ってる

 会いたいよっ! いつでもキミの優しさ触れたくて
 気持ちの全てキミの前に広げられたら
 弱虫なボクだけれど気に入ってもらえるだろうか?
 キミの心が開くように想っているから
 
 キミからの電話、受け取るたびにボクは
 声も手も目も、震えてしまうんだよ
 そんな後には、何も出来なくなって
 決まってぼんやり、キミを思い浮かべてる

 何気ないような、仕草の一つも
 たったそれだけで、嬉しくなれるよ
 キミの瞳を、見つめたいけど
 自分がどうにも、ならなくなりそう

 会いたいよっ! 今すぐキミの声が聞きたくて
 今ある全てを投げ出してしまいそうだよ
 恥ずかしいボクだけれど気持ち受け止めて
 本当のことキミに教えてあげたいから

 会いたいよっ! いつでもキミの笑顔が見たいよ
 ボクの全てをキミに送り届けられたら
 頼りないボクだけれども力の限りに
 キミのことをずっと守っていきたいんだ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:56| Comment(4) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月10日

-HARD RAIN-

 激しい雨に打ち込まれてる
 もうこれ以上立てなくなるほど
 それでもアイツは立ち上がるだろう
 それでもアイツは進み続けるだろう

 土砂降りすぎて何も見えない
 凍えるようなずぶ濡れの身体
 それでもアイツは諦めないだろう
 それでもアイツは逃げ出さないだろう

 何がアイツを動かして
 魂さえも燃やすのか?
 イバラの道を乗り越えて
 泥にまみれて雨の中

 激しい雨がたった一つの真実で
 抱えきれない多くの苦難を押し付ける
 孤独な戦い終わることなく繰り返し
 流れる血さえ雨の中へと消されてく

 だけどアイツは知っている
 土砂降りの後に見える太陽
 空を渡る虹の輝き
 必ず来ること心に信じて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 11:13| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月09日

-Intermission-

 さあ手を休めて、ひと息入れよう
 お菓子をつまみに、こっちへおいでよ
 紅茶も入れて、砂糖を落とし
 少しお喋り、楽しもうかな

 キミは朝から、読書に夢中で
 そのヒーローに、心奪われた
 一体どんな、物語なのか
 ボクはちょっぴり、ヤキモチ妬いた

 キミは大きく、背中伸ばして
 やっとボクの、ところに戻った
 華奢な身体を、ソファに沈めて
 ふわりと舞った、その長い髪

 何でもなく過ぎてゆく毎日は
 いつでもどこでも忙しく巡って
 いつの間にか二人過ごす時間も
 何だかすっかり忘れていたね

 ようやく二人、笑顔が戻って
 言いそびれてた、大切なこと
 どこかで聞いた、同じことでも
 いつもの気持ちで、笑いあえたね

 最近ボクらは、忙しすぎて
 互いを見つめる、余裕もなかった
 キミの瞳に、ボクが映って
 ボクの瞳に、キミが映るよ

 キミは手のひら、大きく広げて
 ボクの手のひら、重ねてみせた
 そっと優しく、伝わるぬくもり
 何だかとても、愛しく思えた

 止め処もなく溢れてゆく想いは
 これからもいつまでも変わらないよ
 駆け足ばかりの人生だけれど
 たまにはのんびり気持ちを休めて

 やがて生まれる新たな命に
 二人の気持ちをたくさんつめて
 今日が明日へと続いてゆくように
 小さな幸せを積み重ねて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月08日

-アルバムの中-

 アルバムの中、笑うキミ、抱きしめたいよ
 今も昔も、変わらない、同じ気持ちで

 夏休み待ち遠しくて
 いつも指折り数えてた
 通信簿開くそのとき
 期待と不安渦巻いて

 学校を飛び出せば、夏休み始まるよ
 たくさんの想い出に、出会うこと楽しみに

 夏の色合い、風に揺られて
 届いてきたよ、眩いくらい
 無邪気になれる、時間だったよ
 誰もがみんな、気持ち溢れて

 アルバムの中、木漏れ日、照らしているよ
 あのときキミは、ちっぽけな、子供だったね
 この瞬間に、よみがえる、あの日の想い
 変わることなく、焼きついた、心の中に

 宿題なんか後にして
 いつも遊んでばかりいた
 胸躍らせた毎日は
 不思議な夏の魔法かな

 楽しさや嬉しさを、身体から投げ出して
 たくさんの想い出を、胸いっぱい受けとめて

 夏の光を、身体いっぱい
 染み込ませたよ、輝くくらい
 大冒険な、世界だったよ
 誰もがみんな、気持ち弾けて

 大人になんか、絶対に、なりたくないよ
 ワガママ言った、日焼けして、過ごした夏に
 想いだけでも、いつまでも、忘れないから
 失くすことなく、大切に、抱き(いだき)続けて

 アルバムの中、笑うキミ、抱きしめたいよ
 今も昔も、変わらない、同じ気持ちで
 キラリと光る、キミのこと、忘れたくないよ
 あの日の気持ち、これからも、色褪せないから
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:54| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月07日

-Limit→∞(infinity)-

 鼓動が刻み始める前は
 どんな形の夢見てただろう
 生まれて落ちたその瞬間に
 全ての歯車動き始めた

 無限の未来を湛えた瞳も
 見つめてばかりじゃ何も出来ない
 光と闇の運命(さだめ)の先に
 ホントの未来が見えてくるはず

 運命の糸からまりあって
 ほどけないなら断ち切れば良い
 心の奥で夢を見ている
 眠れる勇気今呼び覚ませ

 無限の道を拓く者たち
 想いが血となり身体をめぐる
 極限超えて高まる勇気
 無限大さえ抑えきれない

 想いが動き始める前は
 どんな想いを抱いてただろう
 生きてく日々に形を変えても
 絶えることなく輝き続けて

 己と戦い傷つけられて
 心が痛み血を流しても
 新たな力が湧き上がってくる
 運命(さだめ)の扉開け放つため

 見えないヴィジョンに誘惑されて
 心を失くす時もあるけど
 無限の意思で未来を見つめる
 瞳に全てその身を賭けて

 無限の時を開く者たち
 熱き心が力を生み出す
 極限超えて燃える魂
 無限大さえ燃やし尽くして

 無限の光放つ者たち
 命はやがて燃え尽きようとも
 極限超えて生き続けてゆく
 無限大の輝き放って
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:23| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月06日

-涙のワケ-

 涙のワケは聞かないでって
 そんな強がり見せてるけれど
 どんどん涙が溢れてくるよ
 何だかキミは土砂降りみたい

 どうしたの?ってボクが聞いても
 何でもないって誤魔化しばかり
 だけれどキミの涙の跡は
 やっぱりボクに嘘はつけない

 始業のベルがボクらを急きたて
 今日もクラスに押し込められた
 だけれどボクはキミの手を取り
 後ろのドアから逃げ出したんだ

 こっそり二人で屋上行って
 青空目掛けて大声あげたね
 バッカヤロー!って何だかとても
 スッキリ出来る言葉なんだね

 涙のワケは何だったのか
 そんな理由はもう気にしない
 すっかり戻ったいつもの笑顔
 それが一番キミらしいとこ
 
 ボクら二人で寝っ転がって
 八つ当たりの空見上げていたね
 コンクリートの冷たささえも
 何だかボクらに優しく触れて
 
 先生の声に全てが壊れて
 ボクら二人は夢から覚めた
 だけれどボクはキミといられた
 他の何よりステキなことで
 
 すっかり二人で説教されて
 クラスの前で立たされたよね
 友達みんな冷やかしてたけど
 ボクは何だか嬉しく思えた

 それでもボクは涙のワケを
 ちょっと今でも気にしているよ
 中々会える時間は無いけど
 いつか教えてもらえるように
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:52| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月04日

-キラリと光る想い出の瞬間-

 夏の輝き染み込んだ髪
 キミは揺らしてはしゃいでいたね
 どんなに時が過ぎてゆこうと
 その瞬間は色褪せないよ

 何だか気持ち塞いだときは
 海の向こうへ大声あげたね
 潮風と砂の奏でる音に
 何だか少し切なくなって

 手をギュッと握って、遠くまで行ったね
 そのぬくもり今も、ボクは忘れないよ

 キラリと光る想い出の瞬間
 何気ないことも確かな真実
 変わることなく輝き続けて
 ボクらは今もあの気持ちのまま

 打ち上げ花火に夜空を見上げて
 キミは言葉を失くしていたね
 夢幻の色合い咲かせて消えた
 瞳の奥に焼き付けられて

 何時でもボクら嬉しいときは
 空の彼方へ叫んでいたね
 雲の切れ間に流れる太陽
 何だかとてもステキに見えて

 肩をそっと寄せて、木陰に寝転んだこと
 その優しさ今も、ボクは忘れないよ

 キラリと光る想い出の瞬間
 大切なことはずっとそのままで
 失うことなく心に留めて
 ボクらは今もあの時のまま

 キラリと光る想い出の瞬間
 ボクがここにいてキミがここにいる
 ずっと輝き続けるのだろう
 ボクらいつまでも同じ気持ちで
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月02日

-午後のひまつぶし-

 眠たそうな目で、ぼんやりと見てる
 キミの横顔、またボクが見てる
 キミの目に映る、モノは何だろう?
 何だか心、ここに無いみたい

 大あくび一つ、退屈そうだね
 浮かんだ涙も、ぬぐおうとしない
 すっかりボクも、眠気がうつって
 負けないくらい、大あくび一つ

 午後のひまつぶし、何もすること見つからないよ
 ボクら二人は、そんなところが良く似ているね

 ようやく二人、心が戻って
 目が合うキミは、フフフと笑った
 ボクら二人は、まだ寝ぼけ顔
 今度は一緒に、大あくび二つ

 今日の夕食、何にしようか
 そんな心配、しているよりも
 雨降り出した、午後のお天気
 洗濯物を、心配しよう

 午後のひまつぶし、やっとすることボクら見つけた
 投げ込んでゆく、洗濯物も迷惑そうに

 午後のひまつぶし、何にもすることまた無くなった
 だけれどこれも、ボクら二人の幸せのカタチ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年07月01日

-ねえ…-

 ねえ…こっちを向いてよ
 気づかない振りをして
 そっぽを向いたままで
 逃げてばかりのアナタ

 ねえ…聞こえているんでしょ?
 聞こえない振りをして
 何かを見つめたまま
 避けてばかりのアナタ

 私の気持ち、わかっているはずなのに
 あなたはずっと、いつもと違ったまま

 アナタの言葉を聞かせて欲しい
 それは今も信じているから
 
 ねえ…この瞬間も
 時は流されてゆく
 何もわからないまま
 もどかしさだけの今

 ねえ…やっと振り向いて
 何か言おうとしてる
 でも言葉がつかえて
 声にならないアナタ

 アナタの気持ち、何となくわかっているよ
 伝えたいこと、瞳を閉じて待っている

 アナタの気持ちを教えて欲しい
 それは私も受け止めたいから

 アナタの心に触れていたいよ
 私の心をアナタに捧げて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:51| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月30日

-鐘と炎-

 鐘の音が鳴り響く、悲鳴のように痛く
 平和の願いなのか、滅びの誘いなのか

 炎は燃え続けて、何もかも焼き尽くす
 未来の始まりなのか、全ての終わりなのか

 天を見上げても、輝きは失せて
 闇は万物を、飲み込んでゆく

 炎が燃えて、鐘が鳴る
 鐘が響いて、炎立つ
 鐘と炎の、鎮魂歌
 御魂の意思を、慰めて

 鐘の音が鳴り響く、凍えるように冷たく
 何もかも消し去って、やがて残る沈黙

 炎は燃え続けて、希望さえ焼き尽くす
 何もかも灰にして、そして残るものはなし

 大地に触れても、答えてくれない
 時の流れが、残されたもの

 炎が燃えて、鐘が鳴る
 滅びのときか、再生か
 鐘と炎の、道しるべ
 風に吹かれて、時を待つ
 
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月28日

-キミの笑顔-

 どうしてなのか良くわからない
 初めて会ったその瞬間に
 キミの優しい笑顔にボクは
 すっかり恋に落ちてしまった

 ボクを見つめる大きな瞳
 見つめるたびに輝き増して
 心の中を照らしてくれる
 宝石よりもずっとステキに

 キミが大好きだよって、そう伝えたいけれど
 でもたったそれだけの、言葉すら言えないよ
 
 気の利いた言葉、見つからないよ
 言葉はなんて、不自由なんだろ?
 世界で一番、ステキなものは
 弾けるような、キミの笑顔だよ

 何だか少し恥ずかしいけど
 キミの瞳を見つめていると
 何だか胸がとても熱くて
 ボクの鼓動が高鳴ってくるよ

 信じられない悲しみさえも
 隠し切れない心の傷も
 そっと優しく治してくれる
 魔法のような不思議な笑顔

 キミの声が聞きたいよ、キミの笑顔が見たいよ
 だからそばにいて欲しい、だってキミが大好きだから

 これから先の、キミやボクのこと
 どうなるかなんて、わからないけれど
 キミといられる、この瞬間を
 手を取り合って、どこまでも行こう

 いつかボクらが、年を取っても
 変わらない気持ち、持ち続けよう
 キミといられる、この人生に
 いつまでもずっと、その笑顔見せて
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:54| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月27日

-Wall-

 所詮ボクたちは
 壁の一部分でしかないのだと
 誰かそんなこと言っていた
 その一つ一つ積み上げられた
 レンガやブロックのどれか一つが
 自分たちの一人一人であるのだと

 様々な色合いを見せ
 様々な強さを見せる
 様々な形を生み出し
 様々な変化を生み出す
 壁全体はきっと
 社会そのものなのだろう

 たった一つのレンガやブロックでも
 大切な意味や役割が存在している
 その意味や役割に反してしまうことで
 レンガやブロックに亀裂を生じてしまうと
 社会全体は歪みを生み出し
 やがては壁全体をも崩してしまう
 
 少しずつ少しずつ
 そのレンガやブロックの亀裂は広がり
 勢いは日々加速度を増している
 そのうち壁全体が崩壊しそうな
 そんな怖さにさいなまれる毎日に
 一体、ボクたちは何が出来るのだろうか?
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月26日

-歩いてゆこう-

 身体いっぱい、息吸い込んで
 溢れる気持ち、抱え込んだら
 力いっぱい、足踏み出して
 世界の果てへ、歩いてゆこう

 追い風ボクらの背中、そっと押してくれるよ
 ぼんやりとしていたら、おいてけぼりになるよ

 変わりゆく景色、映える空の色
 いつかこの夢が、叶うと信じて

 靴を飛ばして、明日の天気占うよりも
 くたびれた靴、空に向かって放り投げよう
 裸足のままで歩いてゆこう
 いつか消えてく虹の向こうへ

 心いっぱい、抑え切れない
 弾ける気持ち、空に飛ばして
 瞳いっぱい、飛び込む未来
 見つめていれば、勇気が出るよ

 白い雲追いかけて、飛び出した子供の日
 どんなに時が過ぎても、その気持ちは変わらない

 過ぎてゆく時間、色あせる想い
 だけどこの夢を、掴むと信じて

 この空と雲、大地の音に耳を傾け
 太陽の光、たくさん浴びて旅は続くよ
 無邪気なままで歩いてゆこう
 いつか出会える友のところへ
 
 いつかこの夢、叶う場所まで辿り着いたら
 新しい夢、また見つけること出来るだろうか?
 だけれどボクら歩いてゆこう
 この魂が燃え尽きるまで
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月25日

-心に深く-

 心の深さは計り知れない
 覗いてみても底は見えない
 見えないことに不安を感じて
 悩みばかりが積まれてゆくだけ

 心の底から聞こえてくる声
 それは叫びに似たような声
 色んなことを押し付けられて
 今にも心は潰されそうだよ

 心に深く届くような
 そんな気持ちもぬくもりも無い
 ただ漠然と生きてるような
 そんな毎日に何かが狂って

 心の形は誰も知らない
 触れられないから何もわからない
 わからないことに恐れを感じて
 気持ちが疲れておかしくなりそう

 心の底まで届いてくる声
 それは涙に似たような声
 耳を塞いでも突き刺さってくる
 針が刺すように鋭く深く

 心に深く届くような
 愛のカケラも消えてしまった
 時間の流れにただ身を任せて
 自分の意思も見えなくなって

 心に深く届くような
 そんな言葉も忘れてしまった
 何もわからず生きてくだけで
 そんな毎日にこんがらがって
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:22| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月24日

-あの娘はドレスに着飾って-

 あの娘はちょっと背伸びをしたくて
 誰にも内緒でドレスを仕立てた
 あの娘はたった十五の少女
 とても微妙なそのお年頃
 
 鏡の中の自分を見つめて
 そっとこぼれるあどけない笑み
 そばかす消して口紅つけて
 目元も頬も「女」を気取った

 花とリボンのステキな帽子
 眩いばかりの首飾り
 高鳴る鼓動を抑えながら
 小さな身体で飛び出した
 
 太陽の光とても眩しくて、貴婦人みたいに日傘を揺らした
 目抜き通りを歩くあの娘に、誰もがみんな心を取られた
 
 あの娘はいつも少し控えめ
 想いを持っても心に隠して
 だけれど今日はいつもと違う
 おとぎ話のお姫様みたい

 大人の中には入れないけど
 大人の振りして悪戯見せて
 シンデレラにはなれないけれど
 あの娘はとても幸せだった
 
 目を配らせるすれ違う人
 どこの誰だか噂しながら
 あの娘はピンと背筋を張って
 興味無さそうに通り過ぎた

 穏やかな陽射しとても暖かく、あの娘の心も照らしていた
 少しは大人に近づけたかも、そんな想いに微笑み浮かべて

 だけれどあの娘は悲しくなって
 顔を隠して駆け出して行った
 想いを寄せるその少年には
 あの娘のことがわからなかった
 
 あの娘の夢はどこかに消えて、ステキなドレスも仕舞いこんだ
 鏡の前にはいつもの自分、夢見の跡もすっかり消えた
 
 だけれど時々あの日のことは、あの娘の心に思い出されて
 すっかり大人になった今でも、ドレスを見ては少女に戻って
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月22日

-労働者階級の一日-

 今日も目覚めは最悪だった
 うるさいベルが叩き起こして
 ボクは一つ大きなあくび
 昨日の疲れは今日も持ち越し

 冴えない顔に寝ぼけたまなこ
 寝癖頭も髪型のうち
 無精ヒゲでは貫禄つかず
 歯磨き済ませて顔を洗った

 またユウウツな一日が始まるよ
 がんじがらめにボクを縛り付けて
 働き者のアリやハチみたいには
 ボクはとてもなれそうにないみたい

 朝飯なんか食べたくないよ
 もっとたっぷり寝ていたいんだ
 それでも無理やり身体に詰めて
 今日も一日働き尽くめ

 天をも貫く塔を作って
 神様みたいになりたいらしい
 お陰でボクは骨身を削って
 女王のために建ててゆくんだ

 ムチを振るった怖い兵士が立って
 頭ごなしにボクを怒鳴りつけたよ
 訳もわからずわめき散らすだけで
 頭の中は何も考えちゃいない

 夕日が落ちて今日が終わるよ
 だけれどボクはまだまだ働く
 星を眺めることも忘れて
 夜風を涼む余裕もないよ

 ようやくボクは解放されて
 背中まるめて寝床にゆくよ
 故郷に置いた家族にだけは
 惨めな姿は見せたくないよ
 
 家路は遥か遠すぎて見えない
 家族の声も忘れてしまいそう
 一攫千金夢見て飛び出した
 だけれどそれは本当に夢の夢
 
 それでもボクは明日も働くんだよ
 いつか終わりがやってくると信じて
 ボクの自由は眠りについたときだけ
 いつか本当に自由になれるだろうか?
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月20日

-いつかの今日-

 季節が巡り、景色は変わる
 いつの間にやら、面影も無い
 時代が移り、ボクは老いても
 キミは笑顔で、いるのだろうか?
 
 色褪せていく、心と気持ち
 やせっぽっちで、飛ばされそうで
 得ることの無い、日々が増えても
 それでもボクは、諦めないよ

 いつかの今日は
 どんなふうに生きてるのだろう?
 いつかの今日は
 どんなボクでいられるのだろう?

 そんなことはわからないけれど
 今は今を大切にして
 いつかのボクに恥ずかしくない
 ボクでいられるように想って

 通り過ぎてく、今の瞬間
 戻りたくても、もう戻れない
 すっかり忘れて、しまった約束
 キミは今でも、待っているかな?

 輝いてた日、今は遠くて
 後ろ向いても、何も見えないよ
 想い出ばかり、想い焦がれて
 それでもボクは、生きているんだ

 いつかの今日は
 どんな顔を見せているのだろう?
 いつかの今日は
 どんな想いを抱いているのだろう?

 そんなことはわからないけれど
 ボクはボクを大切にして
 いつかのボクが笑っていられる
 ボクであるように願って

 いつかの今日は
 どんな心の色なのだろう?
 いつかの今日は
 どこでキミといられるのだろう?

 そんなことはわからないけれど
 ボクらはボクらを大切にして
 いつかのボクらが愛し続ける
 ボクらであるように祈って

 ボクらであるように願って
 ボクらであるように想って
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:39| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月19日

-天空(ソラ)より高いものはなく-


 風は舞い、やがて凪へと変わる
 雲は過ぎ、そして流れて消えゆく
 陽は光り、そのぬくもりを恵み
 鳥は飛び、遠く大地の果てを目指す

 見上げれば、天空が蒼く輝き
 果てもなく、どこまでも広がって
 何時だって、ボクらを見つめている
 心まで、見通す程の瞳で

 天空は神にも悪魔にもなり
 天空は希望と絶望を見せる
 天空より高いものはなく
 ボクらは天空に敵わない

 時が去り、新たな時が訪れ
 人は生き、その命尽きるまで
 滅びても、次の息吹を上げて
 天空はただ、静かに見守っている

 見上げれば、天空に星が瞬き
 限りなく、その輝きを増して
 何時までも、変わらない美しさ
 心から、魅せられそうなほど
 
 天空は嘘と真実を教え
 天空は光と闇を演じる
 天空より高いものはなく
 ボクらは天空を越えられない

 天空は生と死をつかさどり
 天空は生まれ変わりを教える
 天空より高いものはなく
 ボクらは天空を変えられない
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月19日

-son and daughter-

 誰もがみんな誰かの息子で
 誰もがみんな誰かの娘
 時が流れて全てが消えても
 変わる事の無い大切なこと
 
 誰もがみんな愛する息子で
 誰もがみんな愛する娘
 時が流れてどんなに老いても
 変わる事の無い確かなのこと

 この世界の真ん中で
 今、誰かと誰かが傷つけ合っている
 この世界の片隅で
 今、誰かと誰かが罵り合っている

 ボクやキミや誰かは
 そんなために生まれてきたのかい?
 ボクやキミや誰かは
 そんなために生きているのかい?

 母の胸で眠った日のこと
 父の背に揺られた日のこと
 無邪気だったボクやキミや誰かは
 いつの間にか心が汚れていたんだ

 誰かに誰かの子供たちの
 命を奪う権利は無い
 誰かに誰かの子供たちの
 心を傷つける権利は無い

 誰もがみんな誰かの息子で
 誰もがみんな誰かの娘
 この世に生まれてきたことは
 感謝して生きなければならない
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 08:11| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月17日

-ねじれの位置-

 何か大切な約束のように
 出会いは突然やってくるのかも
 何かが動いて作り出すように
 ボクらの気持ちは始まったのかも
 
 瞳を見つめることは出来ても
 手を取り合えないねじれの位置
 得しているのか損しているのか
 ボクらはいつもそればかりだね

 世界はいつも、ねじれの位置に立っている
 何をやっても、すれ違うこと繰り返し
 きっとボクらは、世界と同じようなもの
 映し出された、世界の鏡なのかもね

 ステキな夢から目覚めたように
 別れはあるとき訪れるのかも
 何かが叫んで壊れ行くように
 ボクらの気持ちは終わったのかも

 言葉を伝えることは出来ても
 心の中まで届かなかったよ
 得することなく損ばかりして
 ボクらはいつもすれ違っていた

 ボクらはいつも、ねじれの位置に立っていた
 何をやっても、触れ合うことを避けていた
 きっとみんなも、ボクらと同じようなもの
 世界はそうして、今日も廻っているのかも

 世界やみんなは、ねじれの位置に立っている
 時が過ぎても、それが約束事のように
 きっとみんなは、ねじれの位置を作り出し
 世界はそうして、これからも廻っていくのかも
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月15日

-都会の顔-

 あわてふためく、日々に埋もれて
 這い出すことも、忘れてしまった
 決められたこと、また繰り返し
 身を削りながら、生き延びていく

 手にするものは、偽物ばかりで
 偽物こそが、真の世の中
 誰かを騙し、陥れること
 自分ひとりが、生き残るため

 行き交う人の、波に飲まれて
 溺れて消えてく、人が増えてく
 手を伸ばしても、誰も気づかず
 都会はいつも、無関心顔

 空虚ばかりで、満たされないこと
 いつしか誰もが、受け入れている
 叶える夢すら、思いも付かずに
 何事も無い、日々だけ望む

 笑うことすら、あり得ないこと
 怒ることすら、忘れてしまい
 悲しむことすら、覚えていない
 喜ぶことなど、夢のまた夢

 さまよう人の、渦に飲まれて
 抜け出そうとも、引きずり込まれ
 叫びをあげても、誰も気づかず
 都会はいつも、無関心顔

 戸惑う人の、嘆きに飲まれ
 潰れて死んでく、人が増えてく
 生きてくことすら、考えられない
 都会はいつも、無関心顔
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:12| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月14日

-No more-

 両手に溢れるほど、愛を掴み取っても
 それは愛の価値を、薄めてしまうだけ

 愛はたくさん
 あれば良いものではないんだよ
 欲張っていたら
 愛が意味を失くしてしまうよ

 人は愛を掴み過ぎたから
 愛のつぼみもならなくなった
 いつかボクらは愛し合うこと
 すっかり忘れ去ってしまうよ

 抱えきれないほどの、幸せを見つけても
 いずれどれが幸せか、わからなくなるだけ

 幸せの数は
 そんなにたくさんいらないよ
 大切なことは
 自分の幸せ見つけること

 人は幸せを奪いあって
 独り占めにしようとしている
 いつかボクらは幸せなんて
 見つけられなくなってしまうよ

 人は何もかも手に入れようと
 意地悪なこと繰り返すから
 心の中は隙間が増えて
 いつかホントに空っぽになるよ 
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:37| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月13日

-明日への贈り物-

 とびっきりの青空を
 キミに見せてあげるよ
 だからもう泣かないで
 いつもの笑顔見せて

 何がそんなにキミを
 ひどく悲しませたのか?
 キミの代わりにボクが
 悲しみを受け留めたい

 そんなに塞ぎ込んでいたって
 そればっかりじゃ何も出来ないよ
 一人ぼっちと決め付けてるけど
 キミが思うほど一人じゃないよ

 今日の嫌な出来事は今日に捨てていけばいい
 キミの気持ちも明日にはきっと良くなっていくよ

 お気に入りの青空を
 キミだけに贈りたい
 涙なんて見たくない
 無邪気な笑顔見せて

 何がそんなにキミを
 深く傷つけたのか?
 キミの心に触れて
 その傷を治したい

 そんなにしゃがみ込んでいたって
 立ち上がらないと歩き出せないよ
 キミは弱虫と決め付けてるけれど
 キミの中には勇気あるんだよ

 階段を昇るように少しずつ変わってく
 キミの心も明日にはきっと笑顔見せてるよ

 明日が素晴らしい日にきっとなりますようにと
 キミが信じているのならそんな明日きっと来るよ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:45| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月12日

-trickster-

 ねえ、ボクが無様に見えるかい?
 ねえ、キミは笑っているけれど
 ひび割れて乾いた厚化粧じゃ
 それでも仕方がないことかもね

 つまずいて床を転げても
 滑らせて尻もちをついても
 ボクはいつでもトリックスター
 それがボクの役割だからね

 今夜のヒロイン色鮮やかな
 スポットライトに輝かされて
 そんな綺麗な姿をボクは
 舞台の袖から見つめてるだけ

 ねえ、ボクが惨めに見えるのかい?
 ねえ、キミは指を差しているけど
 こっけいな動きと衣装ではね
 だけれどボクは気に入ってるのさ

 脇役以上で主役以下
 物語にはボクしかいない
 たった一人のトリックスター
 そいつがボクのホントの姿さ
 
 囚われの姫助けてくれる
 王子様には敵わないけど
 時々誰にも出来ないような
 驚くことをやってのけるんだ

 だけれどボクはトリックスター
 スポットライトに照らされない
 化粧を落とせば冴えない男さ
 背中を丸めて姿を消すだけ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月11日

-キミを探して-

 誰もいない、キミもいない
 ボク一人が、ここにいるだけ

 いつの間にか、一人ぼっちで
 怖いくらい、音もしない

 どうしてキミは、ボクをおいて
 どこか遠く、行ってしまった?

 キミを探して、ボクは歩くよ
 夕闇の中、影が伸びても

 キミはいない、どこにもいない
 ボク一人が、ポツンとして

 いつの間にか、夕焼け消えて
 暗い空が、頭の上に

 どうしてキミは、ボクを忘れて
 どこか知らない、とこに行ったの?

 キミを探して、ボクは歩くよ
 星空の下、月が笑って

 キミを探して、ボクは歩くよ
 キミを探して、見つかるまで
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月11日

-あわてんぼ-

 今日もやっぱり、あわてんぼのキミ
 そんなところが、ボクのお気に入り
 
 キミの足音、滑って転んで
 尻もちついても、笑っているね

 新婚夫婦のドラマみたいなキッチンも
 キミにかかればアクション映画に早変わり

 今日も飽きずに、失敗ばかりで
 それでも全く、気にしちゃいないね
 
 お掃除洗濯、料理買い物
 だけれど何故か、首をかしげる

 おしどり夫婦のドラマみたいなマイホーム
 キミがそばにいてくれるだけで良いんだよ

 あわてんぼのキミそんなに慌てて何処行くの?
 そんな仕草を眺める幸せ独り占め
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月11日

-Up-Down-

 穏やかじゃない、激しい気持ちも
 晴れやかじゃない、曇った心も
 健やかじゃない、潰れた身体も
 にこやかじゃない、浮かない顔でも

 そんなことばかりじゃ、壊れてしまいそうだよ
 塞ぎこんだままじゃ、息が詰まってしまうよ

 Up-Down 
 上り下りの毎日も、悪いことばかりじゃない
 Up-Down
 浮かれているやつらを、叩き落としてしまおう

 息が切れそうな、汚れた空気も
 目が回りそうな、人の渦でも
 手が震えそうな、世界の凍えも
 足が痺れそうな、大地の揺らぎも
 
 こんなことばかりじゃ、潰されてしまいそうだよ
 逃げ込んだままじゃ、身動きが取れないよ

 Up-Down
 浮き沈みの毎日も、捨てたもんじゃない
 Up-Down
 のぼせているやつらの、鼻を叩き折ろう
 
 Up-Down
 昇り調子の人生に、いつかなれるかも知れない
 Up-Down
 太陽に手が届くほど、高くもっと高く飛べ
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 10:11| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月10日

-Not a machine-

 ボクを機械に変えようだなんて
 そんなことなど出来っこないよ
 ボクは生命のあるものとして
 この世界へと生まれてきたから

 キミを機械に変えようだなんて
 そんな権利は誰にもないよ 
 キミは生命のあるものとして
 生まれてきたのが真実だから
 
 ボクらが生きる一日一日
 とても大切な意味があること
 どんなに辛いことがあろうと
 一日たりとも忘れちゃいけない

 今日が明日へ続くと言うこと
 それが誰にも変えられないこと
 ボクらはみんな同じように
 変わることなく未来へ続く

 ボクやキミは機械なんかじゃない
 血が駆け巡る鼓動を鳴らして
 意思を持ってこの世界にいる
 唯一無二の生きているもの
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:24| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月09日

-Thank you for my days-

 通り過ぎてきた大切な日々に
 想いをこめて感謝の言葉を
 これから迎える素晴らしい日々に
 希望を抱いて祈りの言葉を

 忘れられない想い出も
 思い出せない想い出も
 一つ一つに意味があり
 ボクの心を支えてる

 過去から今へ続く瞬間(とき)
 今から未来へ続く瞬間(とき)
 そうした瞬間(とき)を積み重ね
 ボクはここまで生きてきた

 通り過ぎてきた大切な日々に
 想いをこめて感謝の言葉を
 これから迎える素晴らしい日々に
 希望を抱いて祈りの言葉を

 理解出来ない出来事も
 信じられない出来事も
 一つ一つに意思があり
 ボクの気持ちを造りだす

 ボクはやがて年老いて
 いなくなってしまうだろう
 でもこの日々は忘れない
 天の国まで連れてくよ

 通り過ぎてきた大切な日々に
 想いをこめて感謝の言葉を
 これから迎える素晴らしい日々に
 希望を抱いて祈りの言葉を

 果てなく伸びてく大切な日々に
 希望をこめて感謝の言葉を
 輝き放つ尊き日々に
 想いをこめて祈りの言葉を
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:08| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月08日

-夢見人(ゆめみびと)-

 誰もがみんな夢見人だよ
 それをみんなは忘れてしまった
 なんて寂しい世界なんだね
 なんて悲しい時代なんだね

 止まることなく駆け抜けてゆく
 余裕の足りない生き方ばかり
 また一日を繰り返すだけ
 また同じこと繰り返すだけ
 
 もう思い出せないのかい?
 キミがキミであった時を
 やっと見つけたカケラでも
 キミらしさ取り戻せるよ

 もしもまたキミにどこかで会えたなら
 そのときは声を上げて笑いあおう
 過ぎてきたボクやキミの生き方は
 絶対にこんなはずではないだろう

 ボクラはみんな夢見人だよ
 この気持ちが生まれたときから
 だけど勇気を失くしてしまった
 だけど望みを捨ててしまった

 休むことなく動き続ける
 機械のような人間ばかり
 また感情を失ってゆく
 また顔の無い顔が増えてく

 もう思い出せないのかい?
 キミがキミらしかったこと
 理解出来ない気持ちでも
 キミらしさ思い出せるよ

 もしもまたキミにいつか出会えたなら
 そのときは夜が明けるまで語り合おう
 過ぎてゆくボクやキミの生き方は
 本当はこんなものではないだろう

 これからのボクやキミの生き方は
 光の無い闇ばかりではないだろう
 これからのボクやキミの生き方は
 夢の無い未来なのではないだろう

 だってボクやキミは本当は
 夢失くさない夢見人だから
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 20:09| Comment(2) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-

2005年06月07日

-midnight call-

 逃げ込んだマイルーム
 何かに追われながら
 ここから逃げ出そうと
 届かぬ手を伸ばして

 灯されることの無い
 消された部屋の明かり
 闇と静けさだけが
 優しく抱いてくれる

 忍び込んだ月明かりが、私の心つらぬいて
 愛の欠片も消え失せた、何もかも終わったのだと

 それでもまだ、あなたのことを待っている
 震えたまま、鳴らないはずのベルに怯え
 
 寝転んだマイベッド
 何かを恐れながら
 リアルを打ち消そうと
 眠れぬ瞳閉じて

 夜風が窓を叩いて
 また傷をつけてゆく
 身体小さくまるめ
 朝を待つだけの夜

 あなたに会いたいはずなのに、私の心引き裂かれ
 崩れ落ちた壁のように、何もかも壊れたのだと

 だけれどまだ、あなたのことを探してる
 凍えたまま、鳴らないはずのベルに囚われ

 それでもまだ、あなたのことを見つめてる
 怯えたまま、鳴らないはずのベルを待って
ニックネーム 篩"Jim_a_e"獅師 at 19:35| Comment(4) | TrackBack(0) | -Poetry&Lyric Box Vol.3-